今日のHMV

いつも、この盤、と思って探しに行くと、必ずそれを見つけることはできないから、今日もどーせ、と思いながらも、まあ、ちょっと寄ってくかなー、程度の気持ちでコーナーに入る。あれ?改装されてるなあ、ますますクラシックコーナーは、隅っこに虐待される感じになってくなあ、なんでこう、邦楽流行りになっちゃったんだろなあ、ぶつぶつ、なんて頭の中で文句いいながら辿り着いたコーナー。ふと見ると、なんだ、この前アマゾンで買って、大感激したCDが並んでる。へえ、欲しいと思ってるのがあるときもあるんじゃん、なんて思いながら、そこでもまだ期待せずに端っこからいつものように棚を眺める。ここは何回見ても、どこに何を置いてあるか、想像しにくい配置になってるなあ、端っこから全部みろよ、という策略なのか、なんて考えながらずーっと見ていくと、あ、あった。まず一枚、ゲット。アマゾンのウイッシュリストに加えてあるのを一枚発見。そのまま、もう一枚はインポートかもしれないしなあ、なんて思いながらもずずーっと見ていくと、あ、あった。リストに加えてあった2枚、見事に発掘、ついでに何となく、なんでもいいから40番と41番カップリングのが欲しくなったので、そのすぐ近くにあったのを掴んで、レジへ。(一応、あ、これはいいかも、とは思ったモノだけど。)都合、3枚、ゲット。なんだかあっけなくHMVを後にしたけれど、いつもは、あー、今日も無かったなあorz、と思いながら、全然違う民族音楽だとかを知らぬ間にぶらさげていたりするから、これで、いいんだ。これが、本来あるべき姿なんだ、と自分を納得させる。

考えてみれば、物心ついたときから、本とレコードだけは、欲しいものは買ってもらえた。他のおもちゃや、お洋服なんかは「買ってーーー!」と頑張ったところで、ダメなものは絶対ダメだったのに。しかし、その子供のときに染みついた習慣といいましょうか、習癖といいましょうか、これって怖いかも。音楽、これ欲しい、と思うと抑えが効かない。(そして、本も。)他のモノは我慢できるのになあ。三つ子の魂百まで?

帰ったら、またゆっくり聴こう。楽しみ。