午後の部、開始

外は曇り、今にも空が泣き出しそうなお天気です。でも、雨粒は落ちてこない、ちょっと不思議なお天気です。

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お見送り、してきました。

にゃーは、まだ眠ったまま、後部にお仏壇のしつらえてあるワゴン車にのせてもらって、山の上へ行きました。

ちゃんとお焼香して、手を合わせて、手にお数珠をかけてやって(すでに私がかけていたのだけれど、その準備もしてありました)、最後のお別れをしました。

車が角を曲がって見えなくなるまで、じっと見送りました。

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行ってしまったあと、母が、「これでもう、空気の中の全体に、にゃーはいるんだから」と言っていました。私は心の中で「空気の中も、私の中も、もう何の境目も関係なく、にゃーはいるんだよ」とつぶやいていました。多分、母の言っていることも、同じことだろうな、と思いながら。

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さあ、仕事だ。