続いてBeethoven

某所で随分前に話題になっていた、「金聖響の鼻息ベートーベン」を聴いている。5番にエグモントがカップリングになったものと、エロイカにコリオランがカップリングになったもの。で、肝心の鼻息なのだけれど、全然気にならない。普通に聴けてしまう。やっぱりポリーニは、録音したときに花粉症だか風邪引きだかで、息が苦しかったんだろう、と勝手に納得。

で、このBeethoven、別にお勧めされたわけじゃないのだけれど、私は好き。というか、楽しめる感じ。あまりに弦が薄い感じがするなあ、と思っていたら、本数が少なめなんだ。で、なんだろう、表情も控えめ?でも、だからといって物足りなくはない。かえって普通は埋もれてしまいがちな他の楽器がふわっと浮き上がってくることがあって面白い。欲を言えばティンパニが図太すぎて全体のバランスの軽さに合っていない気がしないでもないけれど、うちのシステムとの相性の問題かもしれない。

こういうBeethovenもありだな、と爽快。なんだか楽しい。

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音楽を聴きながら、すっかりコーヒーを飲み過ぎてしまって、食欲がない・・ので、サーモンのムニエルなどなど作る気でいたのだけれど、食べられそうもないや。もう、昨日大量に作ったスープを温めて、ご飯と一緒にネコまんまにして食べよ・・っと。ああ、クリスマスディナーは、ネコまんま。あはは。ま、お相手もネコだし、ちょうどいいかな。