癒される

どーにも仕事が無理なので、強制的に休日にしたのはいいけれど、半端ない罪悪感を押し付けられているみたいな気がして凹む。だけどさー、無理なものを取り繕ってたって、意味ないんだよー、と自分で言い訳。

少し眠って熱が落ち着いた感じ。急に毛糸が触りたくなって、入院前に入手していたエストニアの毛糸を出してきた。

色がとても綺麗。おし、編んでみよう。というわけで、編み始めた。

よりのかかっていないウールなので、引っ張ると簡単にちぎれてしまう。のだけれど、棒針でふわふわと編み進むと、不思議な弾力が出る。毛糸の気持ちになった気分で編んでいると、だんだん癒されてきた。編むってのは、スゴいなあ、自然と人間の知恵なんだなあ、なんて、昔々に思いついて、初めて糸を編んで形を作ったヒトって素晴らしいなあ、なんて、そんなふうに思いを馳せながら編む。

微熱で頭はぼーっとしているのだけれど、無理しないように、少しずつこうして、ウールの糸と戯れているのもいいな。

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ああ、秋なんだなあ。