インプットとアウトプット

身内の手術が無事に終わって、あとは回復までの病院往復だけなので気持ち的に復活してきました。全身麻酔を使うので、そのへんだけ心配していたのですが、よかった。病院がちょっと遠いので、時間が自由にならないことくらいですね、大変なのは。まあでも、よかった。

で、インプットです。さっきからレコードを聴き始めました。ステレオの神様からわけてもらった、フォーレのレコードまでたどり着いて、なんだかほっとしました。じんわり充電されてきている感じ。あーいいなあ、フォーレはこういうときに。

私にとって、音楽はやっぱりインプットかもしれないなあ。表現ができるほど、技量がない、とも言えるのだけれど、なんだろう、これはもう、向き不向きの世界だろうなあ。それにくらべると、写真だとか、形あるモノを作っていくことは、完全にアウトプットになっていると思う。

なんて、ここ最近考えています。こうして音楽を聴いていると、強くそれは意識する。身体の中に「何か」が満ちてくる感じがするのです。水かもしれないし、光かもしれない。反対に、写真を作り上げて行くときには、自分の中を搾っている感じがする。