お休み期間の読書

チョン・ミョンフンの「幸せの食卓」。音楽之友社。えーと、お料理の本です。でも、それにまつわる指揮者であるチョン・ミョンフンのエッセイがとてもストレートで愛が溢れていて、なんだか幸せな気持ちになれました。食卓の準備をするまでもなく、読むだけでも幸せ。

チョン・ミョンフンについては、先日聴いた「火の鳥」でイメージができていたこともあって、プロバンスで過ごす彼のプライベートな生活についても、すんなり納得、作られたイメージではなく、本当にそうやって幸せに過ごしているのだろうなあ、と想像するだけで私も嬉しくなる感じ。お料理の本としても、なかなかセンスよく、写真も綺麗。いろんなことを考えながら読んだ一冊になりました。

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風邪をひいてからというもの、お休みに入る前から足かけ読んでいた本を読み終えたものも入れると、これで4冊目。まあ、この本は読むというよりは見る本だから、ちょっと一冊にカウントするのはヘンかな。でも、ここのところの読書量は加速度的に増えてってる。もともと文章を読むのは速いのだけれど、どーなってるんでしょうね。ここで「blink」が入ると、がーんとゆっくりになるのは目に見えているけれど、並行して何冊か読むことになるだろうし、読書量自体は減らない、かも。お正月は寝正月、読書と音楽の冬休みになりそうです。