何だかんだ言って

まだ音楽を聴いています。

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昨日1,2,3を聴いたサックスのバッハ、4,5,6を鳴らしているのだけれど、昨夜聴いたときよりも、ずっと音量を上げているせいか、録音されている色んな音がよく聴こえてくる。したたり落ちる水みたいな音が聴こえるなあ何だか音が不思議な柔らかさだなあ、と思っていたら、本当にそうだった。ライナーノーツを読んで納得、4番は、地下鉱山の中、地下水の流れ落ちる壁、冷たく湿度を含んだ空気の中で録音されているらしい。すごい。5番6番はヨーロッパの歴史的建物の中で録音されているらしく、そこは乾いていて、生活の音さえもが一緒に存在している。不思議な存在感は、そんなところからも来ていたのかもしれない。

改めて、1,2,3のライナーノーツを見てみると、こちらは採石場、スタジオ、ホールなどが使われている。その場所の空気を含めた存在感のある音を作り出そうとしたのだなあ。すごい。