やっぱり朝はやってくる

昨日、夜おそくに、自分が悲しみの真ん中にいることに気づいた。ベッドでめそめそしていて、そのまま眠ったらひどい夢を見た。

私の大切なばよりんが、何かの力で少しずつ破壊されてって、弾けなくなる夢。

泣き叫んだ自分の声で目が覚めた。あまりのことにしばらくしゃくりあげて泣いていたけれど、ああ夢だったのか、と呆然としながらも気づき、ちょっとだけほっとして、また眠った。

朝、起きたら、やっぱりまだ悲しい気分は続いていて、まだ涙が勝手に流れる感じで、ああ、悲しい最中なんだなあ、と思って、抵抗するのはやめた。

仕事へ行けば、涙は止まる。大丈夫。

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今朝もハーンのバッハで。このところ、この1枚しか鳴らしていない。朝どころか、夜も。