「高いよ」に関する考察

なにが「高いよ」、なのか、わかりましたよ。

「あのさー、今日そっちで一緒に遊ぶんでしょう?ちょっと体験してみたいです、よろしく」と、リクエストしてあったのですが、電話でおしゃべりさせて頂いたのです。

それは、「テンションが、高いよ」でした。

私が疲れてそのへんで寝ちゃっていたときに不意打ちにあった、というのもあるのですが、いやー、まいった、クチビルから散弾銃というコミックがありましたが、その題名が思い浮かびました。私みたいにおっとりしている人間には、合いの手さえ入れる隙もなく、嵐のような数分間が過ぎ去りました。時間あたりの言語処理能力が違うのでしょうか、今まで出会った濃い人たちとは全く違った方向で、間違いなく関西の血が流れていることを感じさせられました。もしかして、私よりずっと関西人濃度が高い人かもしれません。

ああ、でも、ある意味「好感度が高い」も、「難易度も高い」も、納得できます。電話を切って冷静になった今なら。さすが言葉を仕事にしている人は、ちゃんととらえているのですね。さすがだなあ、と今更ながら感心しながら、さて、私はすっかり目が覚めてしまったので、眠れるのでしょうか。いやー、すごかったなあ。